Osaka Metroは、2018/12/20に中期経営計画の具体ビジョンを発表しました。まずは、以下の動画をご覧ください。(※出典:youtube)
「大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)では、中期経営計画(2018~2024年度)の実現に向けた第一弾として「地下空間の大規模改革」についての方針と具体ビジョンを取りまとめました。 また、「夢洲駅周辺の開発への参画」につきましても構想を取りまとめました。」
※Osaka Metro 新着情報より引用https://subway.osakametro.co.jp/news/news/20181220_katuryokuinfura.php
これは半端ないです。民営化により、交通事業以外にも手が伸ばせるようになり、自由に羽ばたいている様子が見てとれます。そして示されたビジョンにはとてもわくわくさせられました。
駅の改修
梅田の「インフォメーションターミナル」はかっこよすぎます…。これだけを見に世界中から大阪に訪れる可能性すらありえます。建物や空間のデザインが世界中から人を惹きつけることは、梅田スカイビル、ブルジュ・ハリファ、エトワール凱旋門等を見れば明らかです。
都市を構成する要素のデザインは工業デザインのように合理的であるべきというのが私の考えでありますが、この「合理的」の中には単に機能的という意味だけではなく、人を惹きつけるのに合理的という意味も含んでいます。それは、都市は人を惹きつけることを一つの機能として持つべきとの考えからです。
単にデザインが奇抜なことに対して、実用的でない等批判的な方もいるとは思いますが、人を惹きつけるという点では実用的と言えます。実際のデザインについては賛否両論はあるとは思いますが、このようにデザインに注意を向けたという点は、本当に重要なことだと思います。
単にデザインが奇抜なことに対して、実用的でない等批判的な方もいるとは思いますが、人を惹きつけるという点では実用的と言えます。実際のデザインについては賛否両論はあるとは思いますが、このようにデザインに注意を向けたという点は、本当に重要なことだと思います。
なお動画内での、梅田駅構内に設置検討される「ちょっとしたワーキングスペース」は、なんか昔の公衆電話コーナーを思い出しました。
夢洲の高層ビル
私が気になったのはこれです。夢洲の計画地には、伊丹空港による高さ制限があり、制限高(海抜高)280m程度の制限となります。
300m程度との報道もあるようですので、おそらく制限高ギリギリまでの高さを狙ったものを考えていると思います。
300m程度との報道もあるようですので、おそらく制限高ギリギリまでの高さを狙ったものを考えていると思います。
あべのハルカス建設の報道がはじめてされた際には、当初280mとされていました。その後航空法改正により、高さ制限がなくなり300mが可能となったのですが、今後法改正や国家戦略特区などにより、高さ制限が緩和されることがあるのかは見どころです。
大阪府は現在、新大阪の開発において、高さ制限の緩和を目指し、国と検討している報道もあります。高さ制限については下記URLに詳しく記載しましたので、よろしければ参照ください。
https://www.mimitabulab.info/2018/12/blog-post.html
また、タワーの周囲を回っているモノレールのような路線が気になります。はじめは乗るけど、その後は誰も乗らない…みたいなことにならないのか。それとも島内移動手段として見据えたものなのか。まだコンセプト段階だと思いますので、今後の詳細に期待です。
また、タワーの周囲を回っているモノレールのような路線が気になります。はじめは乗るけど、その後は誰も乗らない…みたいなことにならないのか。それとも島内移動手段として見据えたものなのか。まだコンセプト段階だと思いますので、今後の詳細に期待です。
感想
いずれにせよ凄くうれしいです。映像で見たものには概ねわくわくさせられます。全ての駅の改修は2024年までに完成で、直近では中津駅は2019年には完成とのことで現在工事中です。
実現目途が立っているものもあり、今後も続報、進捗に期待したいです。
実現目途が立っているものもあり、今後も続報、進捗に期待したいです。
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