2018/12/22

EXPO'70 大阪万博 過去と未来

2025年の万国博覧会開催が決定した大阪。前回1970年の万博の跡地は、今は万博記念公園として整備されています。
 万博記念公園内には、1970年の万博の様子を伝えてくれる施設や建物がたくさんあります。前回を振り返るという意味で、本記事ではそのいくつかを紹介します。

過去を伝える施設たち
始めに紹介するのはEXPO'70パビリオン。この施設は、当時のパビリオン「鉄鋼館」をそのまま活用しており、1970年万博の資料館となっています。



色々な記録が数値で記されています。入場者数約6421万人は、当時としては最高の入場者でした。


当時のポスターも展示されてました。今でも通用するデザインだと思います。色のバリエーション展開も考えられていてかっこいいです。
他にも、会場模型や写真や映像記録などあり、かなり充実していました。(展示物の写真をここで詳細に紹介するのはあまり良くないと思うのでできませんが…)是非、皆さんも実際に訪れてみてください!


もう一つご紹介します場所は、「お祭り広場」です。当時から同じ名称で、万博中は様々なイベント等が開催されていました。現在でもそのまま広場として使われており、近年はグルメイベント等も催されています。
 

 最後に、ご紹介するのは、もちろん、なんといっても「太陽の塔」でしょう。

万博のシンボルとして建造された「太陽の塔」は、芸術家、岡本太郎氏によるものです。おそらく当時も人々を魅了していたと思いますが、その魅力は現在も変わらず、それどころか歴史の重みと共に年々価値を増しているように思います。それは「太陽の塔」の内部公開が近年始まったことからも言えると思います。

今に続くEXPO'70

このような施設が伝えてくれるのは、過去の面影だけではありません。このように万博を通して過去に思いをはせたり、未来について考えたりするのは、まさにEXPO'70が残した遺産だといえます。
そしてそれは、2025年万博の誘致にも当然繋がっており、その意味では、EXPO'70は確かに今も、私たちの中に未来を灯すために活きているのだと思います。

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